ハルとツバメ

自分というフィルターを通して脚色した、物語的日記の世界。

自己紹介

ブログ名の由来

ハル:春生まれだから。

ツバメ:黒い鳥が好きだから。

 

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関係ないけどこれが昨日紹介したコデマリ(たぶん…)

筆者に関するキーワード

・建築

・防災

ボーイスカウト

・お茶(基本的には抹茶だが、煎茶の世界にも片足を突っ込んでいる。オススメの大和茶とか紹介したい。)

・音楽(歌うのも聴くのも。女声合唱、Alice、ALFEE山口百恵村下孝蔵尾崎豊 等)

宝塚歌劇団(ご贔屓さんについてはもちろん、推しの演出家様についても書きたい)

・奈良好き

・ミニマルな暮らし

・物事を俯瞰して考え改善していくことが好き

・文章を書くのが好き(特に感覚を研ぎ澄ませて現実世界を自分の知識と絡めて物語的に描写していくこと)

 

ブログを始めた理由

youtubeが好きでよく見ている。

最近見ている動画の多くがアウトプットを進めていた。

 

繊細さんは感性豊かだからアウトプットが向いているらしいとか。

www.youtube.com

 

アウトプットすれば自己成長して今の自分から変わることができるとか。

www.youtube.com

 

それと将来的に「伝える力」と「ニーズを捉える力」は必要であると感じていた。

話は変わるが、現在筆者は地区防災計画について研究している。

これは、東日本大震災を受けて注目が集まる共助について、市町村より小さな単位で防災計画を作るものである。

しかし市民を巻き込む必要のある計画で、簡単に進むものではない。

そこで身近な地区防災計画のある市とない市を比較して見ることにした。

地区防災計画のある市では、自主防災会の結成方法についてホームページに記載があったり、市で取り決める地域防災計画の構成が、誰でも理解して使っていける指針となっていた。

一方地区防災計画のない市では、自主防災組織に関する記述はpdfを開けて初めて出てくる程度で、地域防災計画も定義の羅列に過ぎず、それを活用していくイメージが湧かなかった。

このように、現代社会では、たとえ民間でなくても、「伝える力」と「ニーズを捉える力」が必要なのではないかと考えた。

 

また思い返せば小さい頃から書くことは好きだった。

発端は小学一年生の夏休みだ。

夏休み中にあったことを新聞にまとめて自主学習として提出した。

ときの担任の先生は喜んで職員全員分と学年全員分印刷して配ってくださった。

瞬く間に小学一年生のちびっこの名が学校中に知られることとなった。

言うまでもなく認められたことが嬉しくなり、小学生の間毎月新聞を作った。

日記も小・中学生の間はほぼ毎日のように書いていた。

 

高校生になると周りを優等生に囲まれ自信を喪失したり、そのほか諸々の事情が積み重なって学校に通えなくなった。

大学生になると優しい友人が増え、生活にもゆとりが出て、これまで失い続けた自信を取り戻したくなってきた。

 

それから、最近めっきり書くことも話すことも減ってしまったが、その日の出来事や考え方の変化を文章にして残したいという気持ちがあった。

 

そして最後の一押しは、友人が「やってみたらいいじゃん」と言ってくれたことである。

 

今後の展望

物語日記をベースにしつつ、雑記ブログとして好きなものや自身の思考について記していきたい。

 

ブログを始めたことでこれまで行こうか迷ったら行かない方を選択していたが、ネタになるかもしれないからとりあえず行ってみようと思えるようになり、フッ軽になるなど、良い傾向を感じている。

ただし金欠にならないかが心配なところである。

 

終わりに

正直我ながら気色悪い描写の多い文章なのは承知しているが、そんな物語的日記を楽しんでくれる人もいたらいいなと思う。

少なくとも自分自身は、ありふれた日常を言葉にするときに脚色されていく瞬間が大好きだ。

週末の楽しみ方

あなたにとって週末の楽しみはなんだろうか?

筆者にとってはpancというパン屋さんにいくことである。

 

今日は晴れるという予報だったが、外を見ると曇天である。

お気に入りのブルックスブラザーズの金ボタンの白シャツにモスグリーンの羽織を重ねる。

渡り廊下では雨粒が屋根を弾く音が聞こえた。

 

外に出ると風が少し冷たい。

トレンチコートも羽織るべきだったか。

 

しかし目の前を通る乙女は筆者よりよほど薄着であった。

ギンガムチェックのキャンディースリーブのブラウス。

スリムなジーンズは彼女のスタイルの良さを際立たせている。

離れたところにいるのにキャンディーのような香水を身に纏っているのがよく分かる。

気合が入っている服装。

デートだろうか。

 

路面は濡れているが、雨が降っているという感覚はない。

そう思っていると眼鏡を通り越して雨粒が目に入ってきた。

慌てて折り畳み傘をさす。

 

この赤の傘を筆者はいつもカバンに忍ばせていた。

奈良の天気は変わりやすい。

殊に春は。

これは奈良に来てすぐに実感したことである。

 

大学に入学して2、3日のこと。

晴れた日は実家と同じように洗濯物を外に干していた。

だが外出している時に急に雨が降って来た。

筆者は慌てて走り出した。

家に戻って洗濯物を取り込まなければと思ったのだ。

しかし履きなれないガウチョが足に絡まりつく。

案の定転んだ。

それも昼休みで人に溢れた食堂の前で。

いい歳した大学生が、膝小僧血まみれである。

 

それ以来、洗濯物は室内干し。

折り畳み傘は常備と心に決めている。

 

そんな昔のことを思い出しながら佐保川沿いを歩く。

昨日からの雨で水量が多い。

普段は透き通っている水もほのかに濁っている。

サラサラというよりはポコポコと音を立てて川は下流へ流れてゆく。

 

ツバメが見えた。

濡羽色のような黒が煌めくその色が好きだ。

少し気の早い夏の訪れを感じる。

 

目的地に着いた。

お店に近づくにつれてパンの香ばしい香りを感じる。

小さな店舗が可愛らしい。

それに負けないくらい可愛らしい奥様が笑顔で出迎えてくれる。

食パン、バゲットなどの歯ごたえのあるパン、惣菜パン、菓子パン、ちょっとしたケーキやスコーンなどが美しく並べられている。

 

看板商品はクロワッサンだろうか。

バターの香りがたまらない。

鯖やウインナーのサンドイッチ、サーモンの乗ったパン、チーズケーキ、果物が乗ったタルトやデニッシュなどもおすすめだ。

素材の良さと、それを活かした美味しさがある。

甘さもくどくなく、食べやすい。

 

ここのパンを食べると幸せを感じる。

だから週末のご褒美にと、ここ2〜3年通い続けているのだ。

季節によって品物が変わったりするのでそれも楽しみである。

 

お昼を過ぎると数が少なくなっているため、しっかり食べたい方には午前中に行かれることをおすすめする。

店内にイートインスペースはない。

筆者は自宅でコーヒーを淹れていただいている。

観光客の方であれば、ここで手に入れたパンを手に奈良公園へピクニックに向かえば、とてもおしゃれな休日を過ごすことができるのではないだろうか?

 

営業日:木金土日

営業時間:10:00~売り切れ次第終了

お店のインスタグラム↓

https://www.instagram.com/pancbakery/?hl=ja

 

pancを出ると雨が上がっていた。

少し日も差している。

通り雨だったようだ。

 

アパートの何件かからは彩り豊かな花の寄せ植えが顔を覗かせている。

春だ。

それも燃えるような春だ。

キャンディースリーブの乙女のデートがうまくいくように願った。

 

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左:クロワッサン、右上:チーズケーキ、右下:サーモンの乗ったパン

 

 追記:

今日は外に出るたびに雨に降られる日であった。

夕飯を買いに行った時のことである。

窓を見ると暗いが、傘をさしている人は見当たらない。

しかし渡り廊下に差し掛かると雨が屋根を弾く音が聞こえ始めた。

それどころか外に出るとどんどん強くなる。

激しく打ち付けるような雨だ。

今年に入って初めて経験するスコールである。

それもまた帰る頃には止んで明るくなっていた。

この雨が今年の厄を洗い流してくれていたらと思う。

 

完全に散ってしまった八重桜の近くで、コデマリが満開を迎えていた。

コデマリは雪柳に似た小さな白い花をその名の通り鞠のようにつけている花だ。

別名鈴懸とも呼ばれている。

花言葉は友情、努力、優雅、品位、伸びゆく姿、気立ての良い、幼心、意気地なし、優しい心。

このところ続きがちな雨で沈んでいた心を明るくしてくれる。

新生活が捗る逸品 〜ブリタ ポット型浄水器 リクエリ〜

問答

お題「#新生活が捗る逸品」

答「ブリタ ポット型浄水器 リクエリ」

www.brita.co.jp

 

解説

生活に欠かすことのできない存在、飲料水。

新生活で一人暮らしを始めた頃、筆者は1日2本ずつ2リットルのペットボトルを購入していた。

格安集合住宅で、浄水器がついていないため、水道水をそのまま飲むにはまずいのだ。

 

しかし水というのは、とんでもなく重い。

ペラペラのエコバックでは、持ち手が手に食い込み痛い。

普段使用しているトートバックに入れたところ、持ち手が金具に擦れてハゲてきてしまった。

そこでリュックサックに入れてみる。

 

そんなこんなをしているうちに夏が来た。

スーパーの行き帰りが暑い。

ただでさえ暑いのに、これほどまでに重いペットボトルなんて持ちたくない。

 

そう思っていた頃に、ミニマリストブロガーの方々がこぞってオススメしていらっしゃるのを見つけたのが、「ブリタ ポット型浄水器 リクエリ」である。

製品

製品の詳細:

  • いつも新鮮でおいしい水:便利なBRITA液晶メモが8週間ごとにカートリッジの交換時期を教えてくれます
  • 食洗機対応(ふたを除く)
  • コンパクトサイズ:冷蔵庫のドアポケットに収納可能
  • 全容量2.2 リットル、浄水部容量1.1 リットル
  • サイズ:20.2×28.4×11.0 cm(幅×高さ×奥行)

 引用:ブリタホームページ

 

Amazon楽天といったオンラインストアで購入可能。

3000〜4000円程度の価格である。

1日2本2リットルペットボトル(1本あたり50円)を購入していたと考えると、1~2か月で元を取れることになるので実に経済的である。

またペットボトルの購入を控えることにつながるため、現在話題のサステイナブルな製品だ。

リクエリの他にもいくつか製品があるので、詳しくはホームページでチェックしてみてほしい。

感想

筆者は約3年に渡り愛用中である。

第一に思い水を運ぶ必要がなくなったし、第二に必要な時に必要な分だけろ過することができる。そして第三に経済的である。これは苦学生にはありがたい。

訪問者からも使いやすいので購入を検討したいといった声をいただき、その度にオススメしている。

 

また、カートリッジは2ヶ月ほどで交換するよう言われているが、筆者は半年から一年程度使用しても味に大きな違いはないように感じている。

 

蛇足だが、現在我が家では三年前に購入していた非常時用のペットボトルの期限が切れてしまい、それをろ過しながら飲んでいる。

「備えよ常に」はボーイスカウトの時に教わったモットーだ。

災害時に備えてまた備蓄用の水も用意しようと思う。

終わりに

もしこまめにスーパーに水を買いに行くことを苦に感じている方がいたら、ぜひブリタの製品をお試しいただきたい。

このブログが皆様の快適な新生活の一助となることを期待している。